2017WEEK1チャレンジ:批判しない not criticize others
2017年1月4日仕事始め
今週のお題は ”批判しない”だ
今日から仕事始め、安全な自分の繭から社会に出ると
これは非常に困難なお題だ ”批判しない”
頑張れ、私
ディラン様、私をお守りください
7:30am
渋谷駅、山手線
年始明けだからか、比較的空いていた。ホッとするも
乗り込んだ車両では、独り言を延々と呟く男性がいた
そういう事もある。品川駅まで延々と耳元で説教の様に訴えられたが
私が酔って帰りの電車の中で大声で話すのと大して変わらない。反省
10:30
社内
11月に入社した同じ部署の新人君が新年の挨拶に来てくれた
珍しくピシッとスーツを着ている
”どしたの?スーツなんか着て”
弊社は取引先との商談に行く以外、基本カジュアルで問題ない会社だ
”ちょっと、色々ありまして、、、”
”ふーん、今年もよろしくお願いします”
と流したが、その新人君は午前中にデスクを片付けて何処かへ行ってしまった
同僚に聞くと年末に、与えられた業務に対し ”自信が無い”と言っていたらしい
業務開始の前日の昨日、上司に辞職願いを出したという
それを聞いた後、彼のデスクを見てみたが、全て空だった
この会社は新卒採用はほぼ無く、中途採用も限られている
しかし社員のブランドロイヤリティーは高く、報酬もそこそこ良い会社だ
ブランドヴァリューは高いが、外資なので変動は常3年、直近では毎年起こる
その様な環境で生き残るのは非常に厳しく、心身を病んでしまう社員も少なくない
営業職となると尚更だ
新人君は、30代だったがこの厳しい環境の中頑張っていた、と思う
少なくとも私にはそう見えていた
この前まで海外で働いていて、その理由はその国の民族音楽が好きでどうしても知りたかったから1年間ホテルで働いてみた、と言っていた
”働いていてみた” に私は少し引っかかっていたが、きっと若い彼は頑張ってくれるだろうと思っていたが残念ながら彼は去ってしまった
今までも何人もの ”新人君” を見送ってきた
今までであれば、根性が無い、辞めて正解、挙句にこんな人材を採用したあいつが悪いと徹底的に批判していた はずだ
しかし、今日私はそれを止めた
当然、社内は騒つく
いくつかの ”何があったの?” メールを無視した
その話題をあえて避けてみた
そして帰り道、考えた
もし自分が彼の立場であったらどうしただろう
彼を助けることを1つでもしただろうか
何もしていない
無関心は人を追い詰める
”放って置けばなんとかなる” ”見てれば勝手に育つ” はエゴだ
産んだ我が子に対し、食事も与えず、教育も受けられない環境を強いるエゴだ
大げさかもしれないが
批判するいう事と無関心でいることは同じだと思う
どちらも相手の立場、気持ちに寄り添っていないという事なんだと思う
エゴに支配され、相手の気持ちを汲む事が出来ないという事だ
新人君が明日から新しい良き人生歩める事を望む
そして、今日山手線に乗り合わせた彼が、いつまでも風俗に行った時の愚痴を言わなくて良い様になれます様に